ハイリスク妊娠と言われる双子妊娠にもかかわらず、妊娠中期の6ヶ月のころに引っ越しをしました。(当然、産科の先生からは苦い顔をされていました)
引っ越しは8回目で慣れっこの私ですが…やはり妊娠中はやらないほうがいいです!!!
それでも、部屋の広さや転勤など、仕方ないこともありますよね。これから引っ越ししようか考えている方は参考にしてみてください。
木造アパート
引っ越し前の部屋は1LDKの綺麗な築浅の木造アパートでした。とても静かな環境で、ところどころ自動照明だったり浴室乾燥があったり、設備的に文句なしで一番長く住んでいた部屋でした。
けれど、静かだったのは他の住人が単身者だけだったから…。
数年前のことですが、そのころ隣の部屋に住んでいた夫婦に赤ちゃんが誕生しました。最初は弱々しい赤ちゃんの泣き声も、日に日に力強くなり…隣の寝室で夜中や明け方に赤ちゃんが泣くたび、私まで起きてしまいました。
この物件、間取り的にリビング同士、寝室同士が隣合わせのために音は丸聞こえだったのです。
ご家族は1年ほどして引っ越していきましたが、結構しんどいものがありました。その後、隣に単身者が越してきてからは、めちゃくちゃ静かになりました。つわりの間はとにかく寝ていることが多かったので、昼間に周りが不在なのはかなり恵まれていました。
しかし、産後もこの部屋で過ごすとなると昼夜問わずお隣さんに我慢をさせることになってしまう。いつ苦情を言われるかもわからない。そうなると鉄筋コンクリートのマンションが最適なのではないか。
さらに私たちは荷物が多いので、双子が産まれるとなると最低でも2LDKはあったほうがいい。
そんなわけで、思い切って引っ越すことに決めました。
引っ越し準備〜当日気をつけること
荷詰めはしない!と決めたものの、やはり1日家にいるので、やってしまいますよね…。
重いものは持たないにしても、立ちっぱなしの作業でかなり負担をかけてしまったように思います。引っ越し2日前にはお腹の張りが頻繁になってきてしまい、夜中に緊急外来にかかるかどうするかという状態になりました。(結局行かずに治りましたが怖かった…)
気をつけたいことは以下の通りです!
- 重いものは絶対に持たない
- 作業は1日2,3時間にとどめる
- 立ったりしゃがんだりの動作を繰り返さない
- 当日は立ったままになりがちなので意識して座るようにする
- お腹が貼り出したらすぐに作業をやめる
作業を見ているだけなのは心苦しくもありますが、やはり基本は家族や業者に任せ、住所変更などの事務作業を率先してやるのがいいと思います。
何かあってからでは遅いので…!!
引っ越してみて…まさかの情緒不安定
引っ越しの2日前にこれはやばいかな、と思う張りがあったものの、無事引っ越すことができました。やはり当日は立ちっぱなしの時間が長くなってしまい、結果、痔になりました。。
そして実は、引っ越し数日前からかなりの引っ越しブルーに陥っていた私…。
長く住み、居心地のよかった部屋だけに引っ越しが寂しくて寂しくて。引っ越し前に会った友達にもかなり心配されてしまいました。
そして引っ越し、新居へ。
どうしても気になってしまう物件の粗。建物の古さ、前の住人の生活臭、水のまずさ…そして、盲点だった上階からの騒音…!環境を変えるということが、精神にどれだけ影響を及ぼすか身をもって知ったのでした。
おそらく日中も家にいたこと、そして妊娠中で自由に出かけるのも難しかったので、神経質に拍車がかかってしまっていたように思います。
とにかく一人で部屋にいるのが不安で、自然と涙がでてきてしまいました。追い討ちをかけるように引っ越し直後、夫は繁忙期&出張で家にほとんどいない状況でした。
耐えかねて実家に長期間お世話になるまでに…。
そんなわけで、妊娠中の引っ越しは体に負担がかかるのはもちろん、精神的にも大きな負担となることもあります。ストレスは赤ちゃんの発育のためにも良くないです。
妊娠中の引っ越しはおすすめしません!!
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